流山 さとうえみ
【みりんシュトーレンのヒミツ】②バター・砂糖なしでどうやって??
更新日:2020年11月20日
こんにちは、流山のさとうえみです。
みりんシュトーレンのヒミツ第2弾です。
machimin まちをみんなでつくる まちみんで販売しているみりんシュトーレン。バター、砂糖、卵を使っていません。

試作を始めた頃はパサパサだったのですが、しっとりじんわり〜にたどり着いたヒミツをお話します。
市販の柑橘系やベリー系のドライフルーツには砂糖が入っている為使えず、最初はレーズンとイチジクのみ使っていました。 良く似た味なので、この2つをたっぷり入れたところでイマイチだな…と思い、たまたま家にあった干し芋を入れてみたのです。 主張はしないけど、いい感じ!(←語彙力…)
それでもまだパサ、、、 元々バターと砂糖と卵をたっぷり使う生地で、マジパン(アーモンドと砂糖を練った物)を包む事で、日を追うごとに風味が増して美味しくなる事からヒントを得て、ここまでみりん、干し芋、と来たので、せっかくなら和の物で…と考え、餡を入れる事に!(もちろん砂糖不使用の「さらしあん」です)
こうして、現在のシュトーレンに決定しました。干し芋とさらしあんがポイントだったのですね〜。(それにしても2つ共、高いのよね〜)
ちなみに元々シュトーレンにはドライフルーツを洋酒漬けにして使いますが、 みりんシュトーレンは、洋酒を使わずみりん漬けにしています。フルーツに染み込んだみりんの芳醇な香りが、日を追うごとにシュトーレン全体に行き渡り、しっとりじんわり、深まります。 (さらに、焼き上がりにも煮切らないみりんを塗る事でしっとり大人な感じに仕上げています。)
おかげさまでたくさん予約をいただいており、次の予約は11/25以降となります。 引き続きよろしくお願いします!
長々とお付き合いありがとうございました☆